「屋台で食べるかき氷とかき氷専門店で食べるかき氷は何が違う?」という声を聞くことがあります。そもそも「かき氷」と連想して思い浮かべるイメージは、夏祭りに出店する屋台で提供されるかき氷を想像される方がほとんどではないでしょうか。今回はかき氷専門店初心者の方向けに、かき氷専門店で食べるかき氷と屋台で食べるかき氷の違いを解説します。
かき氷専門店で食べるかき氷の特徴5つ
結論から述べると、かき氷専門店で食べるかき氷は屋台で食べるかき氷と比較して
- 食べた後に頭が痛くならない
- 味のバリエーションが豊富
- トッピングが可能
- お店の雰囲気がオシャレ
- 単価が1000円以上
だと考えています。見出しにも紹介しましたが、特にかき氷専門店の初体験者が一番驚くことは「頭が痛くならないこと」です。語弊がないように言うと「”頭が痛くなりにくい”」という表現が正しいと思います。
食べた後に頭が痛くならない -食感の違い-
かき氷専門店で食べるかき氷はサラサラしており、氷を食べている感覚になりません。通常の屋台で見かけるかき氷はオノマトペで例えると「ガリガリ」をイメージされると思います。一方、かき氷専門店で提供されるかき氷は「サラサラ」しており、非常に柔らかいテイストになっています。
味のバリエーションが豊富 -赤ワイン、南瓜、ミカン、柚など-
味のバリエーションが豊富なことも、かき氷専門店のかき氷の特徴のひとつです。各店舗によって味は異なりますが、柚、赤ワイン、南瓜、ミカン、味噌味まで。かき氷の概念を壊すような豊富な味がそろっています。
春夏秋冬に合わせて季節限定販売をしているお店も多く、夏だけでなく、冬も美味しく食べられること特徴です。
トッピングが可能 -グラノーラ、ヨーグルトソースなど-
トッピングが可能なことも特徴のひとつです。かき氷単体の味だけでなく、何か味を追加したいと考えたときにもかき氷専門店では対応可能です。
ごはんを食べるときにふりかけをかけるように、味を組み合わせることで生まれる新しい感動もあるはずです。
お店の雰囲気がオシャレ -”しっとり”から”ポップ”まで-
お店によってはコンセプトを大事にしているお店があり、内装デザインにこだわっているお店があります。お店に行く前に、HPを確認してみるのもいいかもしれません。
かき氷を食べて癒されたいと思う人もいれば、かき氷を食べながら友人と談笑したいと考える人まであなたに適した環境が必ずあるはずです。
単価が1000円以上
基本的に単価が1000円以上のかき氷が多いです。2000円以上のかき氷もあります。初心者の方にとってはハードルが高いかもしれません。しかし単価が屋台のかき氷と比較して高い分、味のクオリティが高くリピート客も多いです。
美味しいスイーツを食べたいと考えたときに、かき氷はクオリティの観点からオススメだと考えます。
屋台で食べるかき氷の特徴とは -頭が痛くなる-
思えば、屋台で食べるかき氷は夏の風物詩だと思います。頭がキーンとなり痛くなることも含めて、日本の蒸し暑い夏を吹き飛ばすような食べ物が「かき氷」ではないでしょうか。
屋台で食べるかき氷は夏に食べることが多いです。また、かき氷の食感も「THE 氷」で「ガリガリ」しています。単価は150円~500円といったところでしょうか。
屋台に限らず、喫茶店でも提供されているようなイメージです。俳句の季語にも屋台のかき氷は残っている印象ですね。
かき氷専門店と屋台における客層の違い
客層の違いを述べる前に、かき氷専門店として経営しているのでプロモーション方法にも特徴があります。ほとんどのお店はInstagramを活用しており、1K-20Kのフォロワーがいるお店が多いことから、お客さんもSNS経由で流入するお客さんも多いです。
例えばひみつ堂さんは15.7Kのフォロワーがいます。(2021年9月9日現在)https://www.instagram.com/himitsudo132/?hl=en
客層としては①ファミリー層②Instagram好き層③外国人層④カップル層⑤ファン層といったところでしょうか。もちろん一人で来店される方も多い印象です。特徴としてはリピートが多く、1回いくと他の人を誘って2回目に行くようなイメージを感じます。
外国人にも関心があるようで、定期的に訪れる人も多い印象を受けます。外国で氷を安価で溶けずに調達できたら経営も夢ではないのでは。
初めての人に行ってほしい!オススメかき氷専門店3つ
①ひみつ堂 【オススメ】(オススメなので詳しく解説しています。)
HP (http://himitsudo.com/)
Instagram (https://www.instagram.com/himitsudo132/?hl=en)
年間132種類以上のかき氷を提供。2021年夏には沖縄県の石垣島にも出店。かき氷専門店の王道といえば、ひみつ堂。
果実蜜は全て手作りの氷蜜(ひみつ)
http://himitsudo.com/
ひみつ堂にいわゆるシロップはありません。コオリにかけるのは全て自家製手作り蜜。全て完全無添加です。どんなに忙しくても既製品を混ぜてカサマシするようなことは絶対にしない。いちご蜜には静岡県と秋田県の旬摘完熟いちごのみ使用。加えるのはお砂糖のみ。
昔ながらの手動式機械を使い人力のみで全ての氷を削る
「体力的に絶対に無理だよ。」と忠告を受けながら開店から50万杯以上(2019・6月現在)の氷を手動式のみで削ってきました。今やディスプレイ化の一途を辿る手動式氷削機。体力の限界に達しても手で回し続けます。見ても涼しげ今様招猫削氷姿。くるくるくるくるくるくると回す様は正に福ネコ、福カキイレながら氷を一生懸命かいてます。写メ撮って福猫コレクションしてる方も。ひみつな楽しみイロイロと。夏はふわふわより蜜あいまってしっとりとたコオリになるよう外気温・店内の湿度・当日のお客様を取り巻く環境を考慮して削る工夫をしながら今までに満足して頂いたお客様と同じように感じてもらうため日々精進しております。
http://himitsudo.com/
三ツ星氷室の日光天然氷
ひみつ堂では開店当初から全て天然氷。日光まで自店で取りに伺い使わせて頂いております。
http://himitsudo.com/
繁忙期は2時間~最大で6時間位待つ時間も。待ち時間を有効に谷中の町歩きを楽しんで頂くために、またお並び頂くお時間をできるだけ短くする為に整理券を発行しています。10分~20分刻みの時間を書いたカードを渡されるので、その時間に再度ご来店いただきお戻り頂いた順に入店します。10分~1時間位の店頭での待ち時間がございます。(注・整理券発行は基本夏場のみですが混雑状況に応じます。閉店時刻分までの発券を終了した時点で「本日のご案内終了」となります。)
②サカノウエカフェ
HP (http://sakanoue-cafe.com/)
Instagram (https://www.instagram.com/sakanouecafe/?hl=en)
店名 | サカノウエカフェ |
住所 | 東京都文京区湯島2-22-14 |
道順 | 千代田線湯島駅 徒歩3分、JR御茶ノ水駅 徒歩8分 銀座線末広町駅 徒歩8分 丸の内線本郷三丁目駅 徒歩8分 |
定休日 | 月曜日&不定休 |
クレジットカード | クレジットカード 交通系IC各種(PASMO、SUICAなど) QRコード決済 |
禁煙席 | 喫煙席なし |
駐車場 | 駐車場なし |
平均予算 | 1000円~3000円 |
設備・サービス | 禁煙 |
その他 | |
営業時間 | 平日10:00-18:00(19:00)最新情報はhttps://www.instagram.com/sakanouecafe/?hl=enを確認ください |
土日祝10:00-18:00(19:00)最新情報はhttps://www.instagram.com/sakanouecafe/?hl=enを確認ください | |
*受付多数の場合早めに受付終了します |
③ 廚 otona くろぎ
HP (https://parcoya-ueno.parco.jp/shop/detail/?cd=028286)
Instagram (https://www.instagram.com/kuriya.otona/)
上野広小路にあるお洒落なお店。上野広小路で「スイーツ食べたい」と感じたら、廚 otona くろぎへ。パルコの中にあるため、買い物もできます。
以下記事で【廚 otona くろぎ】を特集しています。
まとめ
今回はかき氷専門店のかき氷と屋台のかき氷の違いをまとめました。初心者の方でも、冬でも一度でいいからかき氷専門店のかき氷を食べて欲しいです。
リピート客がいる理由がきっとわかるはず。案外、よく行くエリアに美味しいかき氷はあります。休憩、談笑、スイーツをたくさん食べたい、いろんなニーズがかき氷専門店には揃っています。ぜひ訪れてみてください。
Kakigori Walkの問い合わせページまたはFacebookページまでご連絡よろしくお願いします。
コメント
大阪府箕面市坊島のコープ箕面中央一階
たっころっけに
とっても美味しいオリジナルかき氷があります
年々、ファンが増えていますよ
本当ですか??スーパーの中にも美味しいかき氷があれば嬉しいですね