四国の中で最も栄えている都市「松山」市内中心地には路面電車や坊っちゃん列車が走り、郊外に行く際にも伊予鉄道(私鉄)を利用できて便利な街です。さらに繁華街がコンパクトにまとまっていることや平野が多いため、歩きやすくて住みやすい街としても認知されています。
さて。四国以外から来る人にとって「松山」…いや「四国」はどんな印象や感想を持たれることがあるでしょうか??
松山…そもそも四国に行ったことがないなぁ。。。。
特に東日本出身の方からすると、四国松山は遊びに行く場所としては認知されていないかもしれません。一方で、行ったことがない街に行きたいと思うことは誰しもが思うこと…。
特に松山は中心地がコンパクトにまとまっているため、歩きやすい(散歩しやすい)街です!
今回は出張や旅行などいつか訪問する方にとって【ここだけ抑えておけばバッチリ!】な散歩ルートを紹介します。
出発地は松山市最大の繁華街「大街道」から!散歩途中に松山城と道後温泉本館を巡ります。
【ルート1】 大街道~松山城 ロープウェイ街で食事して松山城を登ろう
今この記事を読んでいる貴方が、「松山空港」「松山観光港」「JR松山駅」「松山市駅」へ到着しようとも、大街道は移動の中で必ず通るエリアと認識してください。
大街道はこんな感じ。(Google Street View)
どの交通機関を利用しても「大街道」は通るエリアです。観光や遊びに迷ったら「大街道」へ向かってください。
松山空港 | 「リムジンバス」「伊予鉄バス」 |
松山観光港 | 「リムジンバス」「伊予鉄バス」 |
JR松山駅 | 「路面電車」*坊っちゃん列車 「伊予鉄バス」 |
松山市駅 | 「路面電車」「伊予鉄バス」 |
愛媛県外から高速バス | 基本的に「大街道」というバス停はアナウンスされます |
ロープウェイ街を歩くと食事処がいっぱい!
ロープウェイ街は松山市民が呼称している松山城へ通ずる商店街です。松山城はロープウェイを利用して登ることもできるため、ロープウェイ街と呼ばれています。ロープウェイ街から松山城(『東雲口(しののめぐち)ロープウェイ/リフト乗り場』へは歩いて15分。『東雲口(しののめぐち)ロープウェイ/リフト乗り場』~松山城(山頂)は約3分の所要時間です。
今回は食事をするため寄り道します。
スターバックスを目印にロープウェイ街を歩いていきましょう。路面電車から降りたらすぐそこです。
長旅ご苦労様でした。
ロープウェイ街で食べたい食事は2つ。鯛めしと大人気な抹茶スイーツ「霧の森大福」です。
食事① 鯛めしを食べたいなら「鯛めしもとやま 3号店」
ロープウェイ街には鯛めしを提供する食事処がいくつかあります。食べ比べしてもいいと思いますが、実際に美味しかった鯛めしを提供してくれた「鯛めしもとやま 3号店」を紹介します。
愛媛は真鯛の生産量日本一です。愛媛産の養殖真鯛の国内シェアは50%強。だからこそ松山で鯛めしをオススメします。
ロープウェイ街入口(大街道駅がある箇所)から近いので、お腹がすいていて松山らしい食事をしたいなら「鯛めしもとやま 3号店」で問題ないでしょう。店内も過ごしやすい雰囲気です。
ランチであれば予算1000円は超える金額となります。
美味しい。旨い。他県では食べられない美味しい味です。
食事② お口直しに効果的!TVでも話題になった限定抹茶スイーツ「霧の森大福」
松山観光コンベンション協会HPから引用すると以下の説明が掲載されています。
お茶どころ新宮で農薬に頼らず栽培されたかぶせ抹茶を贅沢に使った霧の森大福。
https://www.mcvb.jp/kankou/detail1.php?sid=342&cid=3
抹茶のほろ苦さと中のこしあん、生クリームのほどよい甘さとがマッチした絶妙な一品。
抹茶の生産に限りがあり、午前中に売り切れる日もある大人気商品。
お茶どころとして有名な新宮町の無農薬栽培の茶葉を使った、濃厚な大福です。店内にはイートインスペースもあります。早速食べてみました。
食べ応え抜群です。中にあるあんこが濃厚で大満足。抹茶味も行き渡るように展開されており、松山のスイーツお土産はこれで決まりです。
松山城へ到着 天守閣へは「ロープウェイ/リフトを利用」「歩いて天守閣へ」
ロープウェイやリフトを利用する方、歩いて(ミニ登山)頂上へ行く方など様々です。リフトで登るとこんな感じ。スキー施設のリフトを思い出します。
料金は以下の通りです。クレジットカードも利用できます。
区分 | 松山城天守観覧券 | 往復券 | 片道券 | 総合券 ※現在販売中止 | |
---|---|---|---|---|---|
大人 | 520円 | 520円 | 270円 | 1,040円 | |
小人 (小学生) | 160円 | 260円 | 140円 | 420円 |
天守閣を写真付きで紹介
松山城は「石垣の美しさ」として有名であり、 日本全国にわずか12城しかない江戸時代以前に造られた天守で、「現存十二天守」として国の重要文化財に指定されています。城内には本丸、二の丸、三の丸などの区域があり、かつての城の機能や構造を感じることができます。
松山城からの展望は素晴らしく、松山市街や瀬戸内海を一望できます。特に桜の季節には、城内や周辺の公園が花見スポットとして賑わいます。
<美しい石垣>
<天守閣>
<天守閣からの眺め>
*天守閣へ行くために城内の階段を上るのですが、傾斜がきついため要注意です!
【ルート2】 松山城から道後温泉へ ~勉学に励む若者を横目に散歩~
松山城を堪能したら次は道後温泉本館へ向かいます。所要時間はロープウェイ街から道後温泉本館まで徒歩31分ですが、坂がないので案外楽に歩けます!路面電車を使うと時間は短縮できます(大街道駅~終点 道後温泉駅:22分)
勉学に励む学生を横目に目的地まで歩く ~松山東高校・愛媛大学教育学部附属中学校~
道後温泉本館へ向かうまでに、まずは学校があるエリアを歩きます。自身の青春を思い出しながら歩くと楽しいのではないでしょうか??文武両道に励む進学校を横目に道後温泉本館を目指します。
無事道後温泉エリア(本記事では道後温泉駅前を意味することにします)に到着です。
目的地:道後温泉本館へ
道後温泉エリアから道後温泉本館へは商店街を歩く方法と観光名所のカラクリ時計を背に道のりに沿って歩く方法がありますが、所用時間にほとんど差はありません(約3分~5分)
折角なので商店街を歩いて道後温泉本館へ行くと楽しいと思います!
道後温泉本館へ到着です。
足湯×かき氷を楽しめる場所もあります
Kakigori Walkは「道後温泉の近くで足湯を楽しみながらかき氷を食べられるカフェ」を紹介しました。
「足湯×かき氷」を楽しみませんか?
長時間の散歩お疲れさまでした。足湯で疲れを取り除けたらいいですね♨
おまけ:知っていると、もっと松山を楽しめる豆知識
松山城は松山中心地のどの場所からでも見つけられることをご存知でしょうか??
例えば…下の写真はその一例です。
松山の建物は高さ制限があります。松山城を松山のシンボルにするためです。市内中心地にいれば松山城を発見できるチャンスがあります。
松山のお土産といえば….いろいろありますが根強い人気は
「坊ちゃん団子」
明治の文豪である夏目漱石が書いた小説「坊ちゃん」は松山が舞台ですが、坊ちゃん団子はその小説名から名前の由来が来ています。
美味しいです。
今回は「散歩」することを前提に紹介しましたが、路面電車や郊外電車が走っており住むには便利な街です。仮に仕事で松山に赴任しても安心かも??いで湯と城と文学の雰囲気を感じて松山の滞在を楽しんでください!
本記事の通りに歩けば松山に来てもまずは安心です!
早速松山に行く準備を!
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